2015年2月2日月曜日

人にはあってサルにはないもの!足の裏の違いとは?

遺伝子としては約99%一致しているらしいヒトとサル。しかし約1%の違いがある。

その1%の違いとは、外見だけではなく、歩き方にもある。
サルは一時的に二足歩行をするが長時間はできない。ところがヒトは常時二足歩行をしている。
実はヒトとサル、足の裏に大きな違いがあるんです!
ヒトとサルの足の裏の違い


この写真を見て頂くと一目瞭然!(もちろん、どちらも足の裏です)
サルの足裏がアーチ構造になっていない。
しかし、ヒトの祖先である300万年以上も前の原始人にも、発見された足跡から土踏まずが確認され、足裏にアーチ構造があった。
このことから、常時二足歩行をする上でどれだけ足裏のアーチが重要か簡単に推測できる。

足裏アーチは大きく分けて2つの機能を持っている。

足裏3点アーチ

1つ目はクッションの役目。

歩いたり走ったりすることで地面から受ける衝撃を吸収し関節などにかかる衝撃や負荷を減らす機能。

2つ目はバネの役目。

歩く、走るなどの動きの際、足の蹴り出しをスムーズに地面に伝える機能。

この機能があるためヒトは驚くほど少ないエネルギーで歩き続け、ちょっとやそっとのことではケガもせずに運動ができるのです。

しかし、今現在、このアーチの機能が低下している人が増えてきています。

この機能が低下すると少し歩いただけで疲れる、少し歩いただけで足やその他の関節が痛くなるなどの症状が出てきます。
現在の路面状況(硬いアスファルトやコンクリートなど)では、そのまま放っておくと、どんどん悪化していきます。
土の上とアスファルトの上を歩いた時の衝撃の違い、あなたは感じたことがありますよね?

それを悪化させないため、そうならないようにするためには、この状況に合わせた準備が必要になってきます。

その準備とは…?


-宮坂 康太郎-


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